初めての海外旅行 その3

2日目は朝の7時半に友達とロビーに集合して故宮博物院に向かいました。さすがに早過ぎたみたいで開館前に着いてしまいました。僕らの他には日本人夫婦らしきカップルがいるだけ。建物の写真を撮ったりしてました。

開館時間になって博物院に入りました。大きな荷物は持って入れないのでカバンはロッカーに預けました。故宮博物院でのお目当はもちろん白菜と角煮！だったのですが、両方とも外国の博物館に出張に行ってました。せっかく来たのに...。

とガッカリしたのですが、白菜と角煮以外にもすばらしい美術品がたくさんありました。陶器や書、金属器関係などなど。美術関係はさっぱりなのですが、それでも美しくてすばらしい物だと分かりました。個人的には書の美しさがすごいなと思いました。他にも象牙を彫ったものなんかは「これ作るのに何年かかるんやろ」という物もありました。中国の長い歴史と奥行きを感じられました。紀元前のものとかもあったのでビックリしました。

故宮博物院を見学した後は台北市の中心部に戻って食事に行きました。魯肉飯という、豚の肉を煮込んだものを載せたものを食べたのですが、めっちゃ美味しかったです。美味しくておかわりしてしまいました(笑)。美味しすぎて、帰国してからレシピを探してオカンに作ってもらいました。それに120円くらいととても安かったです。これが日本にあったらどんどん食べてしまいそうです。下の写真の右下のものが魯肉飯です。

食事の後はカフェにも行って、その後は龍山寺というパワースポットのお寺に行きました。観光客も多かったですし、台湾の方も多かったです。熱心に拝んでいる方もいて、このお寺が台湾の方の心の拠り所になってるんやなぁと思いました。僕と友達もお線香(無料でもらえました)をあげて拝みました。色々な御守りも売ってました。

龍山寺を後にした僕たちは次に台北101に行きました。展望フロアに向かうエレベーターは数年前まで世界一速いエレベーターだったそうです。耳がキーンとなるくらい速かったです。エレベーター内でも「耳がキーンとしたらツバを飲み込んでください」とアナウンスしてました。

展望フロアからの眺めはすごかったです。かなり広い範囲を見渡すことができました。僕は高所恐怖症なのですが、窓際(というか壁全体がガラスという感じでした)に行かなければ割と大丈夫でした。日本で東京タワーとか東京スカイツリーに人が集まるのが理解できました。この眺めは爽快やなぁと思いました。ここは台湾の方が多かったです。台北以外から観光に来た方はここに来るのかなと思いました。展望フロアの下には美術品を販売しているエリアがあって、ここでも「これ作るのに何年かかんねん」という珊瑚を彫った美術品がたくさん置いてありました。

そろそろ現金が少なくなってきたなぁということで、台北101の近くの百貨店に行って日本円を両替しました。当たり前なのですが、通貨の両替にはパスポートが必要で、たまたま携帯していて良かったです。ホテルに置いておこうかと思ったんですが、貴重品を入れる金庫が無かったので携帯していました(今思えばフロントに預けることができたかもしれません)。急に両替の必要が出たときのことを思えばパスポートは携帯してた方がいいかもしれませんね。

両替も済んで、次なる目的地の中正記念堂に向かいました。続きはまた次回に書きます。