ゲームの話をすると思わせて物理の話をする件

先日のE3で「Death Stranding」の新たなティザートレーラーが公開されました。

 

 

ノーマンさんやマッツさん以外のキャストの噂も出てたので、新キャラ出てくるかなと思いましたが、出てきましたね。レア・セドゥさんとリンゼイ・ワグナーさん。セドゥさんはフランスのトップ女優さんでかなり有名な方らしいです。グーグル検索で画像を探してみると、なんてかわいい!ティザーではオールバックでしたが、前髪スキーの僕としては前髪を下ろして欲しかったですwワグナーさんは映像では若返らせてるそうです。ワグナーさんも初めて見たんですが、なんてかわいい。チーク好きの僕としてはティザーでのメイクも好みで、「Death Stranding」がより楽しみになりました。

 

ゲーム内容的にも色々と情報が出てきました。物資や遺体を運ぶサムが出てきましたね。伝説の運び屋とのこと。サムが歩く大地の自然がきれいです。ティザー映像はPS4 Proで動かしているのでプレイ時の映像です。なので、普段ゲームしてるディスプレイで見ると「こんな感じで遊べるのか」と疑似体験できます。敵がたくさんいる中をこっそりと歩くステルスっぽいとこもありました。個人的にはドンパチするのは苦手なので、ステルスは好みです。と言いつつ、ミリタリー好きなので銃火器は出てきて欲しいです。できれば麻酔銃で(「Death Stranding」の敵は麻酔銃とか効かなそうですが)。

 

日本語音声のキャストさんも一部紹介されましたね。

 

 

主人公のサムは津田健次郎さん。脇を固めるのは、小島監督作品ではお馴染みの大塚明夫さん、井上喜久子さん、水樹奈々さん。余談ですが、このツイートの写真の水樹奈々さん、めっちゃかわいいですよね。他の登場人物の配役も決まってるそうなので、これからの情報にも期待です。個人的にはMGSVのカズが好きなので杉田智和さんに熱い男を演じてもらいたいです。

 

ティザーでは他にも気になる情報が出てきました。「カイラル」という単語です。セドゥさんがサムに「カイラルアレルギーね」と言う場面や、サムが敵に囲まれたときに「カイラル濃度が高い」という表現がありました。そして、敵に飲み込まれると「対消滅」するとも。「カイラル」と言えば、物理に「カイラル対称性」という言葉があります。クォークなどにはスピン(自転)という性質があり、そのスピンがどっち回りなのかで「右巻き」「左巻き」と区別します。「カイラル対称性」は右巻き粒子と左巻き粒子が相互作用しないことを指します。そして実際にはこの「カイラル対称性」は破れていて右巻き粒子と左巻き粒子がペアになったりしています。この破れはクォークの質量の起源にもなっています。質量の起源と言えば「ヒッグス粒子」ですが、クォークの質量の90%以上はこの「カイラル対称性の破れ」が起源になっています。

 

そして気になるのは、サムが身につけているドッグタグに書かれている数式の中に「ヒッグス粒子」を表す数式があることです。質量の起源の「カイラル対称性」と「ヒッグス粒子」が両方出てくるとは何か意味がありそうに感じます。ここら辺のことを調べていけば、もしかすると「Death Stranding」のことが深く理解できるかもしれません。「カイラルアレルギー」や「カイラル濃度」などの言葉は敵と「カイラル対称性」に関係があるのかもしれませんし、サムのドッグタグに「ヒッグス粒子」の数式が書かれているのはサムと「ヒッグス粒子」に関係があるのかもしれません。敵に飲み込まれると「対消滅」するというのも、「対消滅」が物理用語、しかも素粒子の用語なので気になります。

 

といった感じで色々と調べながら妄想を膨らませています。この記事で書いたことはぼんやり思ってることなので、正直わけわからんわーって感じになってますが、何かわかったらまとめを書きたいなと思います。