ビデオテープ

先日Amazonで映画のBlu-rayを物色していて「逃亡者」というハリソン・フォード主演の映画のものを買いました。昔何回か見たことがあって、懐かしいなぁとなったからです。届いたBlu-rayのパッケージを見ると「本編130分」と書いてありました。これを見て昔のことを思い出しました。

 

今はTV番組の録画はHDDレコーダーで行われていますが、昔はビデオテープでした。カセットテープに似た磁気テープに記録する方法です。HDDレコーダーでは何十時間、何百時間と録画できますが、ビデオテープは2時間録画できるものが一般的でした。昔見ていた「逃亡者」はTVで放送していたものを2時間のビデオテープに録画したものだったので、最後の方が録画できていませんでした。ほぼ決着は着いていたのであまり困りませんでしたが、「どういう感じで終わるのかな」と思っていました。

 

ビデオテープの録画には「標準」と「3倍」がありました。標準で2時間録画できるものは、3倍だと6時間録画できました。その代わり画質は悪くなります。また、ビデオテープには「爪」があって、これを取ると上書きできないようになっていました。今のHDDレコーダーでいうところのプロテクト機能です。

 

そんなことを思い出していて、ふと「今の若い人はビデオテープという物があったことを知らないんだろうな」と思ってブログに書いておこうと思いました。我が家にHDDレコーダーが来たのは2005年頃でした。ビデオテープのときは何か録画しようとするとビデオテープを用意しないといけなかったのですが、HDDレコーダーだとその必要が無いので便利だともてはやされました。

 

つらつら書いていると、自分は長く生きてるなぁという気持ちになりました(笑)。